CINEMA 4D R15のコスパについて考える

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いろいろとCGアプリの販売サイトを見ていたらCINEMA 4D R15の機能に驚いた。
「こいつ、また機能盛ってるぞ!!」
これだけできて8~10万円台(C4D Primeバージョン)は安い!
※注意点:スカルプトやダイナミクス等の本格的な機能は上位のC4D Studio(45万円前後)にしか搭載されない。
Softimageの年間保守料で2本買ってガッツリおつりが帰ってくるじゃないか!!!
ただし、私のようなデータ納品が多いCG屋にはちと厳しい・・・
なにせCINEMA 4Dで納品できるクライアントなんてほぼ皆無だからね。
惜しいなCINEMA 4D、残念だ ” R15 ” ….なんかこう書くとR15指定みたいだな。
映像納品みたいな作業なら問題はないと思うが、今時だと個人レベルで受注できる規模の仕事はそうそう無い。
人数的にもそれなりの規模のチーム制で、当然だが作業も分担となる・・・
つまり、結果アプリも相互のデータ受け渡し等の関係から主流のCGアプリとなり、チーム体制ではCINEMA 4Dの使用は困難となる。
まぁ「汎用フォーマットがあるじゃないか!」っといった意見もあるだろうが、汎用はあくまでも汎用。
受け渡し先のアプリにネイティブに対応したパラメータを持っていないため、相手先に余計な手間を掛けさせることになる。
コストパフォーマンスに優れる代表的なオールインワン(モデリングからアニメーション、レンダリングまで可能なもの)アプリには、
・CINEMA 4D
・LightWave
・Blender(無料)
といった3種類が存在してるが、現状どれも一般的に仕事では使いづらいのが現状。
※LightWaveは以前なら少なからず現場で使用もされていたが、今となっては3ds MaxやMayaへのユーザー流出の影響により現在はあまり使用されていない。
・・・んん、まさに「CG界の残念3(スリー)」だ。
どれも良いアプリだから他人との連携なしで個人で使用するだけなら絶対 ” 有り ” なアプリだと思う。

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