ノートPCにZBrushをセットアップ

スポンサードリンク

今日はチマチマとノートPCにZBrushのセットアップ作業をおこなった。
今回は過去のデスクトップでの失敗を踏まえ、事前に用意できるものは調べて用意し臨むことにした。
さて、ZBrushはスカルプト時に履歴情報であるヒストリーファイルを大量に書き出すため、そのファイルが記録されるVMemフォルダが設定されているハードディスクには注意が必要となる。
私の過去の環境ではVMemフォルダの設定されているハードディスクが3台(内2台はRaidドライブ)が不調になり廃棄処分となった。
現在のデスクトップマシンはメインメモリー64GBの内、16GBをRAMディスクにしてVMemフォルダを割り当てる事でリスク回避を図っているのだが、ノートPCは現状16GBしかメモリーが無いためRAMディスクを設定してのリスク回避は困難。
そこで、試しにSDカードを購入し、そのSDカードにVMemフォルダ割り当てる事にした。
もちろん読み込みがある程度高速なものでないとヒストリーを戻すのが遅くて辛くなるのでSDカードはある程度高速なものにする必要がある。
SD16GB
Amazonで2,750円。
SDカードで支障が出ないか確信がもてないので、今回はこの程度のリーズナブルなもので妥協することにする。
SDカードなら、万が一にも壊れたとしても、PCから抜いて交換するだけなのでPC環境にダメージを与える心配は全くない。
また、当初USBメモリーも候補として考えたのだが、高速な物は本体からの出っ張りがネックとなったため今回は諦めた(SDカードはノートPC本体のスロットに完全収納となる)。
それでは早速ZBrushをインストール。
ノートPCにインストールが完了したら、以前から使用していたデスクトップのZBrushライセンスをDeActivationし、ノートPCでActivationする。

デフォルトではVMemフォルダがCドライブとなっているので、テキストファイルZBrushScratchDiskPath.TXTを書き換えSDカードドライブに設定し直す。
C:\Users\Public\Documents\ZBrushData\ZBrushScratchDiskPath.TXT
これでノートPCにSoftimage2015、Maya2015、ZBrush4R6のインストールが完了した。
SDカードによるVMem環境の使用感は今後じっくりとモデル制作をしながらチェックをおこなっていきたい。
明日は液晶タブレット(Cintiq 13HD)をセットアップして3D環境セットアップを完了としよう。
2D環境は現在検討中。。。

モバイルバージョンを終了