前回からの続きになります。
朝に初プリントをするも撃沈、再チャレンジをしてはみたものの途中経過は芳しくないように思えました・・・
朝の段階ではかなり3つ中、左右が微妙な感じでした。
お昼過ぎ、出力結果を確認してみることにしました。
やはり左右の形状は出力失敗でしたね。。。
状況からしてサポートがフィルムから剥がされる際に、出力された本体部分を支えきれずに切れてしまったようですね。
プラットホームの傷のつけ方がよかったのか、少し力を入れるだけで簡単に本体付属のスクレーパーで剥がすことができました。
IPAを筆を使い塗るようにして付着した余分なレジンを洗い落としていきます。
なんとうまくいったと思っていた中央部ですが、サポート群の中央部のみがかろうじて本体を支えている様な出力状態でした。
サポートが完全に切断されている部分は少し下に垂れ下がったようになっています(ガッカリ)。
サポートが全て完全に切断されていた左右の本体部分はレジンの池の中のフィルムにしっかり着床していました(無念)。
光造形の場合失敗してレジンの池に沈んでしまった場合、レジンの消失はあまり多くはありません。
これは、失敗し沈んでいる部分が露光を妨げるため、余分な造形処理がされないからです。
今回、右のパーツは少し造形された状態でサポートから切れてしまったようで、ちょっとレジンを無駄にしてしまいました。
今回の人生初の出力の結果ですが。
同じモデルを角度を変え3つ、2回のプリントで6個出力し、、、
1個が成功でした。
とはいっても、形成できたモデルも完全体ではなく、一部が垂れて満足のいくもではありませんでした(残念)。
今回失敗が出としまったのは、サポートがしっかり本体を支えられなかった事が原因だと思われます。
次はサポートと本体の接続部分を太くして対応してみたいと考えています。
失敗もありましたが、初日で、しかも初めての3Dプリント出力。
ここまでできれば上々ではないでしょうか。
立体という存在感。
やはりすばらしいです!!
この3Dプリンターはとても緻密で、しかも積層感が全くありません。
ほんと「小型4Kプリンター恐るべし」です。
以前から大型なもので4Kプリンターはありました。
ですが、大型のタイプで出力をすれば、大きなものは出力できますが結果として解像度の密度は低下してしまいます。
つまり同じ1cm角内ので解像度では小型4Kの方が高密度となります。
小さなものしか作れませんが、上手く部位単位でパーツ分割出力をおこなえば比較的大きなものも作成できるのではないでしょうか。
次は
次はプラットホーム目一杯のチョッと大き目なのに挑戦してみたいと思います。