とうとう出ました64コア / 128スレッドのCPU “AMD Ryzen Threadripper 3990X” !!。
予想の通り、TDP 280Wに収めるべくベースクロックは2.9GHz / ブースト時 4.3GHzになっていました。現状ベンチマークで3970Xとの比較で1.4倍前後となっているそうです。
ただし常用時のCPU温度は簡易水冷で70°C以下前後らしいので、オバークロックをすれば常用クロックは3GHzの中盤前後まではいけるかも(最大温度は95°C)・・・
でも今はWindowsでは64スレッドの壁があるらしく、64スレッドを越えて処理をするにはアプリの対応が必須となります。128スレッドをフルに使用するにはしばらく待たないといけないようです。
また、シングルスレッドでは3970Xより処理能力が劣るため、シングルスレッドでの動作が求められるアプリ実行速度ではストレスを感じるかもしれません。くわえて最近はCPUとGPUの併用で実行速度を上げているアプリもあります、ですのでCPUコアがいくらあってもその恩恵が得られない状況も発生しそうです。
私の場合は性能でCPUとGPUの両方取りをしたかったので、昨年末に3970X(32コア/64スレッド)+RTX2080Ti SLI(2枚)をチョイスしPCを組みました。
などとつつも、128スレッドはとても魅力です。
次の64コアを搭載するThreadripperが出たら少し導入を検討するかもしれません。・・・いつもの事ですが、やはり初回リリース物は怖いですからね。
以前もThreadripper 2990WXが出たときも怖くて手を出せませんでした。。。
25万前後の高価なCPUでしたからね。
しかも今回の3990Xは50万弱のCPUですからね・・・「ご購入に際しては慎重に」です。