Mayaレッスン中:エッジの切り直しは作業は苦手らしい

Softimageの非破壊に慣れているとMayaでは苦労をさせられるかもしれない。
特にエッジの切り直しをしようとすると支障が出まくり、まるで3~4年前のSoftimageを使っているかのように感じてしまう・・・
すぐにヒストリーを消去して仕切り直せばなんとかなることが理解できるが、エッジを少し切ってはヒストリー消去をしなければならないのはチョッと困る。
またMayaではフェイスに余計な頂点が入っていると正常にエッジが引けない。よく起こる事態としてエッジのデリートキー消去がある。
Mayaはエッジをデリートキーで消去してもポイントが残るため、そのまま気づかずに作業をしているとエッジが引けずに困惑させられることになる。
2014-03-24_A
面倒だがヒストリーを消去し、エッジを引こうと試みる
2014-03-24_B
何じゃこれは?
奇妙なエッジが中途半端に引かれた。。。
アンドゥーし、再度念のためヒストリーの消去してみる
2014-03-24_C
隣の縦ラインのエッジは引けた、再度NGだった箇所のエッジを引いてみる。
2014-03-24_D
はぁ?
また奇妙な・・・
2014-03-24_E
原因は何らかの手違いでポイントが一点存在していたため・・・
こんなことでエッジが引けなかったり、モデルが崩れたり、時には落ちてしまうこともある。
・・・・・・昔しSoftimageでも少しあったけどね、Mayaはまだ克服できていないようだ。
2014-03-24_z
エッジの引き直し作業中に落ちてしまった状態。
シーンファイルはテンポラリに保存されているが、このファイルはMayaを起動後にシーンロードすると落ちるっぽいので、シーンファイルを直接ダブルクリックしてMaya起動する手順でロードする。
非破壊モデリングに慣れているSoftimage使いにとっては、このポリゴンモデリング環境は非常に辛い。
やはりこれからMayaでやっていくためには根本的にモデリングスタイルの見直しを図る必要があるのかも知れない。
更に、今Mayaを覚えようとしているSoftimageユーザーに厄介な情報。
Maya2015から更にSoftimageユーザーにも使いやすくするため、メニュー項目の順序、項目の別メニュー移動、機能自体やその名称変更などが施されているもよう。
今Maya2014のデモ版等で習得を試みるとMaya2015を使用する際に困惑する可能性がある(かもしれない)。
Maya2015の方が使いやすく、良くなっているらしいので、Maya2015のリリースを待って学習に踏み切った方が得策かもしれない。
 
 
[gigya src=”http://www2.ocn.ne.jp/~hidyboy/Bunner_2013.swf” width=”620″ height=”100″ ]
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Commentsこの記事についたコメント

7件のコメント
  • Kenn

    エッジとそのエッジに含まれる頂点も含めた完全な消去は、
    Delete Edge/Vertex というコマンドを使います。
    Shift+RMBのマーキングメニューでは近いところに出てきます。
    2015の情報を集めていたら一部の体験版がダウンロード出来るようで、
    Automotiveというパッケージの中にMayaが入っていて試用できます。
    ttp://trial.autodesk.com/SWDLDNET4/2015/AUTOST/DLM/Autodesk_AAUTO_2015_English_Win_64bit_dlm.sfx.exe
    手が滑ってうっかりリンク先を消し忘れて投稿してしまいました。
    申し訳ございません。
    ともかく、
    これからもSIの便利な機能が入って使いやすくなれば、
    MayaユーザーもSIユーザーもハッピーになれますね。
    不謹慎ですが、困惑ぶりが面白すぎます。
    やっぱり、Mayaが原始的過ぎるのですね。

    2014年3月24日 9:46 PM
    • hidyboy

      Kennさんどうもです。
      Delete Edge/Vertexは知ってはいるのですが、やはりデリートキーを反射的に使ってしまいますね。
      毎回「後でポイントもデリートキーで一気に消してしまえばいい」とばかりに処理し、一度に複数ポイントを消しモデルが破損、アンドゥするパターンです・・・
      やはりおっしゃる通りShift+RMBのマーキングメニューで消去するのが王道になるのでしょうか、早く慣れないといけませんね。。。
      個人的にはエッジの消去タイプを選択できるといいと思うのですが、例えばAlt+Deleteキーで頂点込で消去など。
      2015の情報、ありがとうございます。
      後でこっそりダウンロードしてみます・・・
      サブスクリプションユザーですので2015が正式にリリースされれば近いうちにMaya2015を使用できるものと思いますが、さすがにSI終了に動揺しているため待ていられませんね。

      2014年3月25日 1:01 AM
  • 藍染 勇 (@aizome_isamu)

    Mayaの使い方をメインで覚える本ではないですが「Autodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル」という本を読んでみると良いと思います。
    http://www.borndigital.co.jp/book/3568.html
    この手の本には珍しくMaya初心者が陥りがちな疑問点について書かれているのでMayaを覚え始めの人には非常にオススメです。

    2014年3月25日 12:19 AM
    • hidyboy

      藍染 勇さん
      おススメ本、ありがとうございます。
      「Autodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル」、参考にさせていただきたいと思います。
      今後もしかするとSoftimage から Maya の移行関連書籍が出版されるかもしれませんね(ないかな)。
      そうなると個人的には非常に喜ばしいのですが。
      本心をいうとオートデスクが責任をもってMaya移行書籍を作成し無償配布すべきではないかと思っています・・・

      2014年3月25日 1:17 AM
  • bullbon

    ご存知でしたら恐縮なのですが
    ctrl+delete or ctrl+backspaceで頂点も一緒に消えるので
    shift+RMBでDelete Edge/vertexにアクセスするよりは効率が良いのではないかと。
    仕様なのかホットキーエディターではdeleteキーをマッピングすることはできないので
    alt+deleteとショートカットを変更することは難しいようです。

    2014年3月25日 5:25 AM
    • hidyboy

      bullbonさん
      ctrl+delete or ctrl+backspace ですか?、見落としておりました・・・
      ショートカットはまだイマイチ認識不足なので助かります、情報ありがとうございました。
      これからはエッジの消去はctrl+deleteでいこうと思います。

      2014年3月25日 7:45 AM
    • Kenn

      bullbon さん
      初めまして。
      >>ctrl+delete or ctrl+backspaceで頂点も一緒に消えるので
      これ、2014の新機能だったんですね。
      ヘルプ内の
      モデリング
      > ポリゴン モデリング
      > ポリゴンを編集する
      > ポリゴンの削除と簡略化
      > ポリゴン頂点とエッジを削除する
      で発見しました。
      勉強させて頂き、有り難うございます。

      2014年3月25日 9:16 PM

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