今回の作業で得られた感触としては「カラーマップはMariで作業し、残りの派生マップはPhotoshopで作成する」手法がいいのかな。っといった感じ。
テクスチャの作業でPhotoshopが入るのは無駄な時間が掛かりそうだけど、実際はPhotoshop作業のレスポンスの良さはMariとは比較にならないほど軽快なので、派生マップの作成&調整レベルであればPhotoshopで作業してしまった方が早い。
作業の流れとしては、UDIM構成で作成していたので、まず1枚カラーマップをPhotoshopに読み込み1セット作業、後はそのファイルをコピーしカラーマップを差し替えて作業を進める感じ。
今回Photoshopで作成したカラーマップからの派生マップはスペキュラー、スペキュラー調整2枚、ラフネス、ディスプレイスメントの三種類。
スペキュラー調整というのは、ベースとしてスペキュラーマップを使用し調整マップでコントラストを変更してバリエーションを作成するための物。今回は2枚作成しているのでベースを含めると最低でも3枚のバリエーションを作成することができる。このマップを階調反転しラフネスに使用する場合もあります。
ただ、今回の作業は人体素体なのでPhotoshopを介在させた作業に効率性を感じたけど、他のモデル作業では派生マップとしているテクスチャに関してもMariでの作業が必須となる場合もあるのではと考えます。