以前Wacomのコンパネ設定にあるデジタルInkをオフらないとペンを使用時に波紋効果が入り作業に支障をきたすという状態があった。そのため暗黙のうちにInkをオフにする習慣がついてしまった人も多くいたと思う(私も)。ところが、現在はデジタルInkをオフるとタブレットが正確に認識されずに筆圧も傾きも検知しなくなってしまう仕様に変更(改善)されている。
過去の推奨設定的(個人的に…)な手法が、まさか重要な機能を奪うことになっていたとは(もうチョッとなんとかならないのかなWacom)。
私は以前既に回避していたので現在は問題ないのだが、いまだに困っている人がいるようなので、以下に波紋の非表示と長押で右クリックになってしまう煩わしい機能(障害)をオフにする方法をメモしておきます。
[ 波紋の非表示 ]
Windowsボタンをクリックし「設定」を選択。
設定から「デバイス」を選択する。
デバイスの項目内にある「ペンとWindows Ink」を選択し”視覚効果を表示する”のボタンをオフにする。
[ 長押し右クリックをさせない ]
Windowsボタンを右クリックし「コントロールパネル」を選択。
コントロールパネルの中から「ペンとタッチ」を選択。
ペンとタッチのペンオプションタブにある「長押し」項目を選択し[設定]ボタンを押し、開いた長押しの設定にある認識に関するチェックをを外す。