私は過去にZBrushの作業中「また細かい情報を付けるの面倒だなー」っとお思うことが多々あり、別のモデルのディスプレイスメントマップ読み込むことで作業の時短を考えたことがありました。
ですが通常プリレンダー向けに書き出し作成した .exr (32bit) のディスプレイスメントマップ読み込むと、使用する輝度の範囲が違うためかまともに使うことができません。
そこで、ZBrushの使用している範囲にPhotoshopで調整をおこない、そのマップを適用したみたいと思います。手法としては、Photoshopでレベル補正などを施し、ZBrushで読み込み状態確認をしながら調整をするというものです。
Photoshopでレベル補正なのですが、短時間である程度のレベルまで対応できたものの、今回は調整しきれない箇所がわずかにピンポイントで出てしまいました。そこでレイヤーを追加しレタッチをおこなうこととなりました 。
※ わずかな範囲(実寸の頭部として計測し2~3mm範囲)で3か所。
■Photoshopレイヤー説明(上図参照)
緑 - レベル補正
青 - 微細な一部、明るすぎる&暗すぎる箇所をレタッチ
赤 - 32bitではヒストグラム表示がないため確認用に配置
ヒストグラム確認用のレベル補正のプロパティーを見る限りでは、まだ調整の余地をがある感じがします。
見た目の再現度もまだいまいちのようですし、改善の余地はまだまだありそうですね。
もっと少し違った方法がないものか試してみたいと思います。