よくR3D Wrapに関しテクスチャーベイク時の書き出しで、bit数やサイズに悩まれている方がいらっしゃいます。有料のアプリにある機能ですし、使わないというもったいない感はありますが ” 使えない物は使えない ” と諦め、別の選択肢を考えることが得策かと考えます。
■R3D Wrap のテクスチャーベイク時の欠点
・8bitでしか書き出せない
・読み書きのファイルフォーマットが極端に限定されている
・16Kサイズの処理になると重く、頻繁にアプリが落ちる
他の方もそうだと思いますが、私はWrapではメッシュの処理のみに留め、フリーソフトのxNormalで全てのテクスチャーベイクをおこなうようにしています。
xNormalでは32bitも16Kサイズも問題なく、サポートされているファイルフォーマットも豊富。最後のベイクレンダリングこそ重い感じですが、モデルやテクスチャの選択やベイク設定等はサクサクですのでストレスを感じることはないでしょう。
上図の画像では16Kの32bitをベイクし.exrで書き出しをおこなっています。
勿論ZWrapでも同様で、テクスチャベイクに関してはxNormalは最適かと思います。16Kに対応したサブディバイドにテクスチャを読み込み、ポリペイント転写し書き出すのは作業的に厳しいです。
R3D社もxNormalの存在から、Wrap製品の画像bitや対応フォーマットの拡張に消極的なのかもしれませんね ( 憶測 ) 。