今日はプリンターで出力できる最大級面積でモデル出力をしてみたいと思います。
今回は昨日の出力状態を考慮し、サポート部と本体の接続部分を少し太くして出力することにしました。
露光時間も気になるポイントでしたが、あまり露光時間を増やすとモデルのディティールが太って潰れてしまう可能性がある為、今回はプリンターの推奨設定の1.5秒ままでいこうと思います。
レジン節約のため体の中は中空状態にすると共に、底面に大型のベント(排出口)を設定し中にレジンが溜まったままにならないように工夫をしてみました。
昨日始めたばかりで光造形によるレジン出力の経験がないため、脳内でいろいろシミュレーションをしながら出力が上手くいくよう工夫を凝らして考えました。
いざ出力
レジンは多目に使用しています、余っても後でレジンボトルに戻せはいいだけですので多目にするのがマストです。
本体液晶画面には5h59mと表示されていました、約6時間ですね・・・やはり結構かかります。
ちょっとメモ
でも、このプリンターはモノクロ液晶なので出力時間は短い方になります。
以前からの多く使用されているカラー液晶(無駄にカラーだった)の時代は、露光で8秒前後かかるものが多く出力に時間が掛かっていたらしいです。
しかもカラー液晶は寿命が短く、交換作業の頻度がモノクロに比べ多目に発生するようです。もちろんモノクロも寿命がありますので、寿命が来たら交換は必要になります。
ですが頻度はカラー液晶に比べ少ないはずです。
※寿命が来たら液晶パーツを単品購入し自分で付け替えなければなりません。
経過観察
「ん!?」何かおかしい!
どうやらサポートの台座(?)部分が剥離してはがれてしまったようです・・・(泣)
※出力する本体はサポートで浮いた状態で出力されるようになっています。そしてそのサポートはプラットホームに定着するよう地盤ともいうべき土台の上に設置されています。
土台自体はプラットホームにしっかり定着しているようですが、台座半分あたりから剥離してしまっているかんじに見えます。
まだ失敗とは限らないので、このまま一時間前後継続し状態を確認してみたいと思います。
1時間以上経過した後、一時停止をかけて状態を確認してみます。
「おぉ、大丈夫そうだ!!」
丁度いいかんじに剥離した部分が本体との境界のサポート(細かな柱上の部分)を押しつぶす感じのところで止まっており、本体自体には影響が出ていないようです。
このまま出力を再開しても問題なさそうです。
あと3時間、成功に期待しつつ待ちたいと思います。
心配で待ちきれず、ちょっと経過観察・・・
でてる、でてる(喜)。
あと一時間弱。
「出力完了!」
上手くいっている感じがします!!(歓喜)。
早速IPA洗浄をしていきます。
なかなかいい感じではないでしょうか。
渋い感じにディティールがでてる気がする。
最初はどうなる事かと思いましたが、上手くいってよかった。
次は何を出力してみよう?
少し部位を分割したものに挑戦してみようかな。組み上げタイプならもっと大きなものも作れる、、、少し期待でわくわくする。
でも、その前に2次硬化用のUVライトとか。パーツ接着のための接着剤に形状調整のためのデザインナイフや補修用エポキシパテ、削るためにリューター(電動やすり)、仕上げ用のサーフェーサー(スプレー缶タイプ)等も揃えなくては、、、
お遊びなので安物でいいからAmazon揃えてみよう。
おそらく1万円くらいで揃うでしょう。