今回は体のレベルでチェックしてみる。
頭部を含めたWrapの男性全身ベースメッシュと、フィッティングさせるターゲットの女性モデルを用意。
今回もあえて男性モデルを女性モデルにフィットさせてみたいと思います。でも今回は胸の部位で形状が異なる男性と女性のモデルでどの程度形状が追従してくれるのかもチェックしてみたいと考えています。
前回同様のプロセスで頭部を処理、そのままの流れで全身にポイントを配置していく。
体に対してのポイント指定は各関節の位置付近や部位単位で「ズレると修正が面倒かな」と思う個所に配置しています。指は各指先と爪の付け根にポイントを配置しました。
結果としては、
・全身を含めても頭部は問題なく処理される
・胸は少々ツッパリが発生、、、今回はあまり上手くいかなかった。
・指はそれなり。爪の部分はどうしてもズレてしまう。
精度を上げるとガタガタにになってしまう、頭部の時と同様ある程度精度は緩くする。
といった感じでした。
頭部だけの時もそうだったけれど、基本的にはフィッティング作業の70%~85%程度をWrapに任せて残りは手作業でフィニッシュするのがベストと考えます。
それでも、ここまでのフィッティング作業を不慣れなオペレーターが20分前後で処理対応できるのは素晴らしいものだと思います。